海外旅行保険の選び方について
- 妊娠中に海外旅行をします。妊娠合併症をカバーする旅行保険はありますか?
Worldtrip社のアトラストラベルは、妊娠26週までの合併症をカバーします。妊娠合併症のカバレージは、基本契約に含まれているベネフィットですので、特約を付ける必要はありません。アトラストラベルのページをご参照ください。 - アメリカでの出産をカバーする保険はありますか?
出産をカバーする保険は、留学生用の保険か、もしくは、アメリカの居住者用健康保険です。留学生保険は、保険プランによっては出産をカバーしますが、妊娠してからでは加入できませんし、妊娠・出産の補償には免責期間がある場合が普通で、一般的な免責期間は6か月~12か月です。保険プランによりますので、留学生保険のページと比較表のページをご参照ください。妊娠してからでも加入でき、妊婦検診や、出産費用、新生児費用を十分にカバーするのは、お住まいの州の居住者用健康保険しかありません。居住者用健康保険は、合法的な居住者であれば加入できますが、掛け金はかなり高くなります。アメリカで所得があり、納税していれば、所得金額によっては補助金を受けることができますが、お住まいの州によって選択肢や申請手続きが異なります。 - グリーンカード(永住権)保持者でも加入できて、アメリカ国内で使える保険はありますか?
Petersen社のInternational Major Medical(国際医療保険)は、旅行保険の一種ですが、アメリカ国内で使える保険で、アメリカの永住権保持者でも加入できます。米国市民権をお持ちの方は、ご利用になれませんのでご注意ください。 - Meets J1 Visa Requirementsと記載のある保険プランがありますが、どういう意味でしょうか?
これは、「J1ビザの条件を満たす」という意味です。J1ビザでアメリカに滞在される場合、一定の条件を満たす医療保険に加入することを求められます。「Meets J1 Visa Requirements」と記載されている保険プランは、この条件を満たすプランです。保険会社によっては、このような記載はありませんので、補償内容を確認して、条件を満たすプランをご自身で選択してください。選択のお手伝いが必要な場合は、ウェブサイトの質問フォームでご連絡ください。J1ビザ以外のビザの人には関係ありません。また、J1ビザ以外のビザの方が、J1ビザの条件を満たすプランに加入しても問題ありません。 - アメリカのフライトスクールで、スチューデント・パイロットとして飛行機の操縦訓練を受けますが、飛行中の事故をカバーする保険はありますか?
Global Underwriter社のDiplomat 保険には、飛行機の操縦訓練中の事故や、危険なスポーツなどをカバーする特約をつけることができます。滞在される国、滞在期間によって、プランが異なりますのでご注意ください。プラン選択、および、特約の選び方について不明点がありましたら、ウェブサイトの質問フォームでご連絡ください。 - 米国滞在期間が延長になり、日本で加入してきた保険が切れてしまいます。今からでも加入できる保険はありますか?
弊社のサイトでご案内している海外旅行保険のほとんどは、すでにアメリカに滞在中でも、加入資格を満たせば、問題なく購入できます。加入資格は通常、アメリカの居住者ではないことですが、保険会社プランによっても異なりますので、該当する保険プランのページやその保険プランのパンフレットをご参照ください。ご質問がありましたら、ウェブサイトの質問フォームでご連絡ください。 - 日本語の資料はありますか?
アメリカの保険会社のため、残念ながら、資料は全て英語です。Worldtrip社のアトラストラベルのみ、パンフレットの和訳版がありますので、ご案内のページからダウンロードできますが、和訳版は英語版の要約ですので、英語版も必ず一緒にご参照ください。見積画面や契約書などに出てくる保険用語は、アメリカ保険用語のページで解説しておりますので、ご参照ください。なお、旅行中に保険会社に電話連絡する場合、無料の日本語通訳をリクエストできます。 - アメリカ居住者がアメリカ国内旅行に利用できる保険はありますか?
アメリカの居住者は、お住まいの州の居住者用健康保険に加入でき、その保険が国内での怪我や病気をカバーするはずですので、アメリカ国内での医療費をカバーする旅行保険はありません。しかし、旅行損害保険(飛行機の事故や遅延、手荷物紛失、乗り継ぎミスなどによる損失をカバーする保険)ならご利用可能です。旅行損害保険は、片道100マイル以上の国内旅行をする際に購入できます。また、旅行損害保険には、医療費が含まれるものもありますし、オプションで医療費を追加できるプランもあります。 - 医療費上限や免責額などの選択肢の中から、どれを選んだらよいのかわかりません。
医療費上限を最高額にし、免責額をゼロにすれば、最も補償が厚くなりますが、その分、保険料(掛け金)が高くなります。医療費上限額と、免責額の組み合わせを何通りか選んで保険料の見積もりを算出し、ご自身のご予算に合う内容にされることをお勧めします。免責額は、自己負担額ですから、万が一のことが発生した場合に、いくらまでなら自己負担できるかも検討してください。アメリカへのご旅行の場合、医療費は日本と比べてけた違いに高いということも考慮されることをお勧めします。また、渡航先の衛生状況や治安、交通機関の安全性、旅行期間などを検討し、危険性の高い国や地域への旅行なら、治安の安定した安全な先進国への旅行の場合より、補償を厚くされたほうがいいと思われます。 - 日本に住んでいますが、子供はアメリカ国籍を持っています。アメリカへの旅行に利用できる保険はありますか?
保険会社によってルールが異なります。アメリカ国籍保有者は、アメリカの非居住者であっても、海外旅行保険をアメリカ国内で利用することはできないのが普通でしたが、そのようなルールを昨今変更する保険会社が出て来ており、アメリカ国籍をお持ちでも、居住国が日本であれば、アメリカへの旅行に利用できる海外旅行保険があります。ウェブサイトの質問フォームでご連絡いただければ、最新の情報を確認したうえで、ご利用になれる保険プランをご案内します。 - 誘拐、テロ、戦争をカバーできる保険はありますか?
テロをカバーする旅行保険は多くありますが、戦争をカバーする保険は少ないです。また、誘拐・身代金・恐喝をカバーする保険については、目的地や渡航目的にもより、その都度、個別のお見積りを出させていただきますので、ウェブサイトの質問フォームでご連絡ください。 - シェンゲンビザの条件を満たす保険はありますか?
2020年1月現在、シェンゲンビザを取得するための旅行保険の条件は、米ドルで$50,000以上の補償額であること、死亡や緊急退避、遺体搬送費用など、旅行保険に通常含まれる補償があることです。弊社がご案内している海外旅行保険のほとんどが、この条件を満たします。ご質問がありましたら、ご連絡ください。 - OPTでアメリカ滞在中ですが、留学保険に加入できますか?
F-1ビザが有効であれば、OPTでも、留学保険をご利用可能です。ただし、留学保険の中でも、プランによって、加入できる条件が多少異なるものがありますので、それぞれのプランの資格条件をご確認ください。 - J2ビザを持っている家族だけが加入できる保険はありますか?
留学保険のページでご案内している保険の中では、IMG社のパトリオット・エクスチェンジ・プログラムが、J2ビザやF2ビザの方だけでのご利用が可能です。ただしこの保険は、妊娠・出産は適用外です。これ以外の留学保険は、J1ビザ、F1ビザの人と一緒でないと加入できません。留学生、研修生用以外の旅行保険でも大丈夫な場合は、海外旅行保険、ビジター保険などは、ビザの種類に関係なく、アメリカの非居住者であれば加入できます。(Jビザ、Fビザ保有者は、米国の非居住者です。) - 保険に加入できる年齢制限はありますか?
通常、生後14日から、上限は、保険プランによって、64歳から99歳です。それぞれの保険プランの説明のページか、パンフレットでご確認ください。
海外旅行保険の購入方法、使い方、補償内容について
- 旅行中の緊急事態発生の場合の連絡方法を教えてください。
緊急連絡の方法は、保険を購入された際に受け取る書類や保険証、および、保険会社のウェブサイトに記載されています。英語に不安がある場合、どこの保険会社でも通常、無料で通訳を用意してくれます。なお、生命に危険が及ぶような緊急事態の場合には、保険会社へ連絡する前に、救急車を呼ぶ必要がある可能性がありますので、滞在国での、日本の101番や119番に該当する番号を、あらかじめ調べておかれることが重要です。アメリカの救急番号は、911(救急車、警察、消防)です。緊急時の連絡先は、渡航前に把握し、旅行中には、保険証とともに、必ず携帯されることをお勧めします。 - 不妊治療をカバーする保険はありますか?
弊社が取り扱っている旅行保険の中には、不妊治療をカバーする保険はありません。 - クリニックの受付で保険証を出したら、取り扱えないと言われました。
このウェブサイトでご案内している旅行保険は、アメリカの居住者用健康保険のように、医療機関の窓口で保険証を出して受診するシステムではありません。病院やクリニックが、海外旅行保険の取り扱い方法や保険会社を知っていることはまれです。旅行保険は基本的には、患者さん自身が医療費を支払い、あとで保険会社に保険金請求する形式です。したがって、窓口で取り扱えないと言われても、所定の方法で保険会社に保険金請求をすれば、医療費から自己負担分を差し引かれた金額が支払われます。ただし、アメリカ国内では、保険会社のネットワークに加盟している医療機関を使うと、保険金請求を代行してくれる場合もあります。 - 保険金の請求方法を教えてください。
保険金の請求方法は、各保険会社のウェブサイトに詳細に記載されています。保険金請求は、英語では、Claim(クレーム)と言いますので、たいていの場合、保険会社のウェブサイトの、カスタマーサービスのセクションに、Claimsとか、Claims Processingなどと表示されているページがあります。保険金請求には、それぞれの保険会社所定のクレーム用紙に記載し、医師を受診した際に発行してもらえる書類(受診の理由や病名と、項目ごとの医療費が書いてあるもの)、支払った医療費の領収書、などを添付して提出する必要があります。保険会社によって、保険金請求方法が異なりますので、必ず保険会社のウェブサイトで確認してください。また、ほとんどの保険会社の場合、保険を購入すると、カスタマー用のポータルにログインすることができ、そこから保険金請求したり、近くの病院や医師を検索したり、保険会社のカスタマーサービスに連絡をとったりすることができます。 - 病院で、この保険はPPOかHMOか、ときかれましたが、どう答えればいいですか?
このサイトでご案内している海外旅行保険は、基本的にはPPOで、HMOプランはありません。もしくは、PPOでもHMOでもありません。また、PPOとかHMOという制度は、アメリカ国内で保険を使う場合のもので、アメリカ国外では関係ないのが普通です。PPOとHMOの違いは、アメリカ保険用語のページをご参照ください。 - キャッシュレスの保険はありますか?
このサイトでご案内している保険の中にはありません。また、アメリカでは、保険の制度に関して、「キャッシュレス」という言葉はほとんど使われません。日本から旅行される方がよく言われる「キャッシュレス」とは、「保険証を出すだけで治療が受けられる」という意味かと思いますが、海外旅行保険は通常、そのような方式ではありません。 - 保険の購入手続き後、保険証はどのように受け取るのでしょうか?
購入手続き完了後、即時にダウンロードのリンクが表示されるか、もしくは、Eメールで届きます。Eメールは通常、手続き完了後24時間以内に届きます。 - 保険料の支払い方法を教えてください。
クレジットカード払いになります。Visa、Mastercard、Amexが使えます。保険会社によっては、Discoverを受けるところもあります。JCBを受ける保険会社は稀です。 - 保険料支払いに使うクレジットカードは、保険加入者の名義でなければなりませんか?
加入者以外の名義のクレジットカードもご利用可能です。 - 保険の申し込みは、出発の何日前までにしなければなりませんか?
誘拐保険など、加入に際して審査がある保険以外は、最短で、購入日の翌日から保険開始できます。 - 保険証が届きません。
保険証は通常、加入手続き完了後すぐに、ダウンロードできるページが表示されるか、Eメールで届きます。保険証が届いていない場合、保険会社からのEメールが、ジャンクメール扱いになっていないか確認してください。また、保険会社の加入者用ポータルにログインして入手することもできます。保険証が届かず、ジャンクメールにもみつからない場合は、ご連絡いただければ、ダウンロードリンクを再送するように、弊社から保険会社に依頼します。 - 保険期間は延長できますか?
保険プランによります。延長はオンラインでできます。延長できるプランの場合、通常、保険期間が切れる前に、保険会社からEメールで通知が届きます。契約の延長は、契約期間が切れる前でなければできませんのでご注意ください。 - 契約後、キャンセルはできますか?
キャンセルに関するポリシーは保険会社によって異なります。ほとんどの旅行保険は、保険開始前ならキャンセル可能で、支払った保険料は全額払い戻しされるか、または、少額のキャンセル料($25~$45程度)が差し引かれて払い戻しされます。保険開始後は、まだ保険を全く使っていなければ、解約できるのが普通ですが、キャンセル料が必ずかかります。保険開始日から一定期間が経過した場合、もしくは、その保険を一度でも使った場合は、キャンセルはできません。(キャンセルしても払い戻しはありません。) - 子供だけでも加入できますか?
弊社でご案内している旅行保険のほとんどは、子供さんだけでも加入できます。通常、加入できる最小年齢は、生後14日です。 - 既往症、持病はカバーされますか?
海外旅行保険は通常、既往症があっても加入できますが、既往症には保険が適用にならないのが普通です。ただし、保険プランによっては、限定的な既往症補償がついているものがあります。また、留学保険は通常、一定の免責期間が過ぎると、既往症もカバーします。免責期間は通常、短いもので6か月から、長いもので3年です。