メディケアに加入できるまでの医療保険

アメリカでは、65歳になると、メディケアという、国が運営する、高齢者用(および身体障碍者用)公的医療保険に加入できます。メディケアは、基本的に、アメリカで10年以上納税すると、一番高い部分(パートAという入院費用を補償する部分)には、掛け金なしで加入できます。

海外から移民した人は、移民してから5年経過すれば、メディケアに加入できますが、納税歴がなければ、この入院費用の部分も有料になります。

移民してから5年たっていない65歳以上のアメリカ居住者は、お住まいの州の居住者用健康保険(まだメディケアの年齢になっていない人が加入する健康保険)に加入できますが、このような保険は、加入できる期間が決まっているため、年中いつでも加入できるわけではありません。

下記の2つの保険は、海外旅行者保険とアメリカ居住者用保険の中間のような保険で、手軽に、いつでも加入できできますので、メディケアや、居住者用の長期の健康保険に加入できるまでの間の、テンポラリーの保険としてご利用可能です。

国際医療保険(International Major Medical Insurance)

高齢者用医療保険(Bridge Major Medical Insurance)

 

日本から米国へ移住した高齢者の保険

65歳以上の日本人がアメリカへ移住する場合、最も深刻な問題のひとつが医療費です。弊社のお客様でも過去に、医療費と健康保険料の値上がりに耐え切れず、永住後数年で、日本へ帰国された方もいます。アメリカには、メディケア(Medicare)という、政府が運営する高齢者用の公的医療保険制度があり、65歳以上のアメリカ国籍または永住権保持者が加入できますが、海外から移住した人は、永住権を取得してから5年経過しないと加入できません。また、アメリカで10年以上納税していないと、月々の保険料が高くなります。

2013年までは、民間の保険には、65歳以上の人はほとんど加入できなかったため、メディケアに加入できるまでの5年間は、無保険で全ての医療費を自己負担するか、または、非常に保障の限られた保険しかありませんでした。しかし2014年から制度が変わり、保険に加入できる年齢制限がなくなりましたので、65歳以上の人でも、メディケアに加入できなければ、民間の保険会社が提供する居住者用の健康保険に加入できるようになりました。

弊社では、年齢や移民のステータス、ビザの種類にかかわらず、カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州の居住者用健康保険、歯科保険、眼科保険、介護保険、ガン保険、入院保険など、医療保険全般を取り使っております。

また、全米50州にお住まいの方を対象に、移民保険など、永住権やビザの方が利用できる、格安の保険も取り扱っております。

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